福岡県から怪談ひばり書房の貸本まんがを郵送買取致しました｡

2022年3月11日(金曜日)
先日は福岡県にお住いのお客様から郵送にて貸本まんがをお送り頂きました｡
お客様に感謝申し上げます｡
ありがとうございました｡

お問い合わせはEメールにて頂きました｡
写真も添付されてありましたので､ありがたいかぎりです｡
ひばり書房のオール怪談も小島剛夕掲載号ですので､小島作品を中心に収集された事がわかります｡

貸本屋さんで使用された本で､昭和30年代後半～40年代前半に刊行されました｡
こちらのようなビニールカバー貼り付け､巻末の遊び紙に貸出票が貼られていても､お買い求めになられるマニアのお客様がおられます｡
ただ､落丁(ページに欠落)がございますと､価値は著しく下がってしまいます｡

写真を拝見し､お客様に概ねの買取金額をご提示したところ､この度お送り頂いた次第です｡
到着後､検丁したところ､二冊にのみ､落丁がございました｡

こちら以外は特に問題がありませんので､先にお伝えした満額での買取となり､ご満足頂けたご様子です｡

この度は漫遊堂をご用命頂き､誠にありがとうございます｡
またご縁がございました際には宜しくお願い申し上げます｡

※貸本特有の欠点と致しまして､下記に補足させて頂きます｡
不特定多数の方が長年にわたりお読みになられる為､写真にございますように小口の部分に汚れが付着していきます｡

やはり汚い本ですと貸出率が鈍くなりますので､貸本店の手により研磨加工､もしくは下の写真のように小口を緑色に塗られている場合があります｡
こちらは貸本まんがを収集されている方々から緑本と呼ばれ､評価としては一段低くなってしまいます｡
あらかじめお知らせ下さい｡
宜しくお願い申し上げます｡
(この度､お送り頂きました貸本まんがには緑本は一冊もございませんでした)